作品紹介
ねこ親子とそのペット
3Dプリントした猫フィギュアによるヴィネット作品。
進化?した猫親子は、同種族の猫をペットに飼い、猫舌の感覚も忘れ、
焼き魚をごちそうに出していますw
3Dプリントした猫フィギュアによるヴィネット作品。
進化?した猫親子は、同種族の猫をペットに飼い、猫舌の感覚も忘れ、
焼き魚をごちそうに出していますw
フィギュアのデザインには、3Dモデリングソフト「ZBrushCore」を使用しました。
粘土をこねていくようにフィーリングで描けて楽しい!造形過程を簡単にご紹介します。
デフォルトの球体から加工します。
上部を引き伸ばして形成。粘土と違いいくらでも伸びます。
横方向にも引き伸ばし、輪郭らしくこねていきます。
上下をつぶしていき、ねこらしい体形に整えます。
カーソルをドラッグしながら表面を盛り上げていきます。目は暫定です。
同様に、引き伸ばしたり、盛り上げたりして形成します。猫らしくなりましたね。
お腹の部分以外を「マスク」すると、お腹だけ盛り上げることができます。
お腹がふくらみました。首輪や腕輪も同様にマスク形成します。爪やひげも生やしました。
球体などの形状は、目として簡単に挿入できます。はめ込むみたいで気持ち良いw
同様に首鈴も挿入。まゆげを描いて完成!
3Dプリンターは、レジン光造形式「ELEGOO MARS UV」を使用しました。
あいにく、初プリントに必死で過程を撮影し忘れました。。。次回作でどうぞ。
付属ソフト「CHITU BOX」でサイズ調整します。 底面の1㎝マス目を目安に拡大・縮小。
プリント基準となるベースを形成。 ボタン一つで自動形成してくれて便利。
大小サイズで親子完成。
乾電池サイズでこの解像度はヤベえ。
後ろ姿もなかなかw
髪の毛よりも極細なバリが残りますね。
瞬間接着剤で盛ったり、ヤスリで削り修正。
カラー式3Dプリンターもあるみたいですが、自分で塗装した方が独特の質感や色味が出ます。
そのうち、比較用にカラープリントもチャレンジしてみます。
タミヤ「ファインサーフェイサー」のラッカースプレーを吹き付けます。 表面が均一になって塗装しやすくなり、わずかに残ったバリも塗膜で隠れます。
「エアブラシ」でムラなく塗っていきます。お腹は境界面をぼかす様にグラデーション塗装。 塗料はファレホ「ゲームカラー」を使用。発色がキレイですね。
「面相筆」で残った部分を塗装。目玉はビーズよりも極小で、手がガクブル。 塗料はターナー色彩「アクリルガッシュ」を使用し、これまた発色がキレイ。
ここまで来たら、ベースに乗せてヴィネット風に仕上げたくなりました。
百円ショップは意外に工作材料の宝庫ですね。
①丸太台座:ダイソー「癒しのインテリアシリーズ」
②芝生:ダイソー「フェイクモスシート」
③土台:Seria「ラバーウッドゴースター」
芝生を切り出して土台に接着。その上に台座やフィギュアを接着して完成。
無塗装でも十分な見栄え!
リアル猫と焼き魚はBilly「ミニチュアパーツ」を使用。
あらためて感無量です。ゼロから全部自前で作ったフルスクラッチモデルは人生初。
完成品を眺めながら達成感に酔いしれつつ、ほのぼの猫親子にほっこりw